リハビリ効果も実証済み!
陶芸療法が実際にリハビリに効果があるのかを確かめるため、
陶芸教室を実施させて頂いた介護施設のスタッフの方々にアンケート調査を行いました。
アンケート調査の結果は下記の通りです。
陶芸療法を行うことで、介護施設には笑顔と笑い声が絶えないという声も頂いており、右記のような効果が期待できます。
(効果については個人差がございます)
これらの効果は、高齢者施設様の中で口コミによって広がりを見せており、多くのお問い合わせを頂くようになりました。
当協会では、実際に陶芸療法を行うことで、リハビリにどれほどの効果が期待でるのか、奈良学園大学の辻下教授のご協力のもと検証を行いました。
検証の結果については、検証に参加頂いた高齢者様全員に、陶芸療法を始めた直後から脳の活性化を確認することができました。
細かく指を動かしたり、想像力を働かせる場面等では、特に脳の活動が活発になる傾向があります。
検証後、辻下教授から次のようなコメントをいただきました。
「一番大きな要因はどのようなものを作るかイメージをしながら作業し、また、形になって行く過程でどう使うかといったイメージが自然に行えることです。
イメージするというのは、心の活動と一緒で、心を強め、高めるとても良い効果あります。
脳が活発になり、脳のイメージ活動を非常に豊かにしているのが見られます。」
陶芸療法は、認知症の予防や進行の防止、うつ病の予防や症状の改善、ストレス解消やリラックス効果、集中力の向上などの効果がある可能性が示唆されています。
※上記の効果には個人差があり、すべての方に効果を保証するものではありません。
このように、科学的にも検証している陶芸療法ですが、
平成23年に入りクチコミで老人介護施設からの引き合いが多数あるも、
講師不足で陶芸教室を開催出来ない状況に至っております。
そこで、陶芸教室を他の方にも開いて頂けるように、陶芸療法士の資格取得制度を始めました。